歯ぎしり・食いしばりにご用心
2020年12月28日
こんにちは。院長の村瀬です。
12月に入り、いよいよ冬の寒さも
これから本格的になってまいります。
ところで、皆さまはこういった
寒さや痛みに耐えようとする時、
知らず識らずのうちに
歯を食いしばっている!
……ということはありませんか?
実は「食いしばり」や「歯ぎしり」というのは、
ほとんどの方が自覚していません。
それにもかかわらず…
- 歯が削れる・ヒビが入る・折れる
- あごが痛くなる(顎関節症)
- 口が開かなくなる(顎関節症)
- かみ合わせが悪くなる
- 歯の根元の部分がくさび状にえぐれる
- 知覚過敏
- 歯周病が進行する
- 頭痛・肩こり・腰痛
などなど、
気づかぬうちに体にはたくさんの
悪影響をおよぼしている可能性があります。
歯ぎしり・食いしばりを放置していると
見た目だけではなく、
機能面・健康面において
何かしらの問題を抱えてしまうことも。
こうした問題が起きる前に対処するには、
「歯ぎしり・食いしばりをしている」
という事実を知ることが大切!
そこで!
次の表をもとに、
ぜひセルフチェックをしてみてください。
【歯ぎしり・食いしばりチェックリスト】
□歯ぎしりをしていると家族から言われたことがある
□仕事中など、集中しているときに気づくと噛みしめている
□歯にヒビが入っていたり、擦れて欠けたような歯がある
□冷たいものがしみる
□歯の根元が削れている・欠けている
□肩こりや頭痛などの症状を強く感じることがある
□頬の内側に噛んだあとや、舌に歯型(圧痕)がついている
□起床時に口の周囲がこわばる・あごが疲れている・だるい
多数当てはまるようであれば、
早急に処置が必要かもしれません!
また、歯ぎしり・食いしばりは、
ストレスが大きな要因の一つ
だと言われています。
そのほかに…
・就寝直前にスマホやパソコンを見ない
・横向きやうつ伏せで寝ない
など、生活習慣を見直すことで改善できる可能性も。
無意識に行われるものなので、
なかなか意識的に改善するのは
難しいものですが、
マウスピースなどによる
専門的な治療方法もありますので、
気になる方はいつでもお気兼ねなく
ご相談ください!
忙しく慌ただしい12月ですが、
そんなときこそ落ち着いて、
リラックスするのも大切かもしれませんね。
新年に向けて、
健康第一に過ごしましょう!