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学校検診で歯科指摘を受けたら?小児矯正相談までの流れと保険適用のポイント

2026年05月25日

   学

学校から持ち帰ってきた、お子さんの歯科検診の結果。
紙をめくってみたら「要精検(判定2)」や「要観察(判定1)」にチェックがついていて、「うちの子の歯並び、そんなに悪いの?」と驚き、不安になっていませんか?

学校の歯科検診は、限られた時間の中でお口のトラブルの可能性を見つけ出す大切なスクリーニングです。しかし、専門的な判定の意味や、その後にどう行動すべきかまではなかなか分かりにくいものです。

本記事では、学校歯科検診における「歯列・咬合」の判定基準や、指摘を受けた後の相談先の選び方、成長期だからこそできる小児矯正について分かりやすく解説します。医療費控除や保険適用の仕組みなど、気になる費用負担を軽減するヒントもお伝えします。

検診の結果票をお持ちのまま、お気軽にご相談ください

学校歯科検診で歯並びや咬み合わせについて指摘を受けた場合、まずは歯科医院での詳しい確認をお勧めします。指摘の内容や程度によって、対応の方針は異なります。宇都宮市のむらせ歯科医院では、検診結果をもとにした矯正相談をお受けしています。

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校歯科検診の指摘とは何か?判定の意味を理解しよう

学校歯科検診の「要精検」は、重度の不正咬合や顎関節の異常が疑われるため、専門家による精密検査を勧める判定です。軽度の歯並びの乱れは「要観察(判定1)」に留まります。

学校歯科健康診断は学校保健安全法に基づき、毎年6月30日までに実施されます。結果は健康診断終了後21日以内に児童生徒と保護者へ通知され、専門家による診断が必要と判断された場合は「歯科受診のおすすめ」も同封されます。

歯列・咬合の判定区分とは?

学校歯科検診における歯列・咬合の判定は3段階に分かれています。

  • 判定0(異常なし)…歯列・咬合に問題が認められない状態
  • 判定1(要観察)…軽度の不正咬合、または矯正治療中の状態。定期的な観察が必要
  • 判定2(要精検)…重度の不正咬合。矯正治療が必要と判断されるもの

「要精検(判定2)」に該当する具体的な目安として、以下が挙げられています。

  • 反対咬合…3歯以上の反対咬合
  • 上顎前突(出っ歯)…オーバージェット8mm以上
  • 開咬…上下前歯の切縁間に垂直的6mm以上の空隙
  • 叢生(ガタガタ)…隣接歯が歯冠幅径の1/4以上重なり合っているもの
  • 正中離開…上下中切歯間に6mm以上の空隙

つまり「要精検」は、咀嚼障害・発音障害・精神的影響など、学習にも支障をきたす可能性があると学校歯科医が判断したケースです。通知が届いたら、速やかに歯科医院を受診することが大切です。

歯並びガタガタに見られる小児矯正サイン

顎関節の判定も要チェック

歯列・咬合だけでなく、顎関節の判定も重要な項目です。開閉口時に顎関節部や咀嚼筋に疼痛がある、または開口障害がある場合は「判定2(要精検)」となります。顎関節の問題は不正咬合と密接に関係するため、歯並びの指摘と合わせて総合的に評価することが必要です。

指摘を受けた後、どこに相談すればよいか?

学校検診で歯科指摘を受けたら、まずかかりつけ歯科医院または矯正歯科専門医に相談するのが最善の行動です。「要精検」の通知はあくまでスクリーニング結果であり、確定診断ではありません。

相談先を選ぶ際は、次のポイントを確認しましょう。

  • 日本矯正歯科学会の有資格者が在籍しているか…専門的な診断・治療計画の立案が可能
  • 虫歯・歯周病治療も院内で完結できるか…矯正前後の管理が一か所で行えると通院負担が少ない
  • 精密検査(資料取り)を行っているか…レントゲン・口腔内写真・歯型などを用いた詳細な診断が必要
  • 小児矯正(I期治療)の実績があるか…成長期特有の治療アプローチに対応しているか

むらせ歯科医院(千葉県市原市)では、日本矯正歯科学会有資格者(非常勤)が矯正治療を担当しています。噛み合わせ・顎関節・将来的な安定性まで考慮した治療計画を立案し、虫歯・歯周病治療・抜歯が必要なケースもすべて院内で完結できる体制を整えています。

初回相談から治療開始までの流れ

  • 初回相談・カウンセリング…気になる点や学校検診の結果を持参して相談
  • 精密検査(資料取り)…レントゲン撮影・口腔内写真・歯型採得など。むらせ歯科医院では資料取り・診断料33,000円(税込)
  • 診断・治療計画の説明…検査結果をもとに治療方針・費用・期間を詳しく説明
  • 治療開始の判断…保護者と子どもが納得した上で治療をスタート
  • 定期的な通院・調整…成長に合わせて装置の調整や経過観察を行う

治療開始前にしっかり診断説明を行い、納得の上で治療をスタートすることが、長期的な治療成功の鍵となります。

小児矯正(I期治療)とはどんな治療か?

I期治療(小児矯正)は、乳歯と永久歯が混在する混合歯列期(6〜12歳ごろ)に行う矯正治療で、顎の成長を利用して歯が正しく並ぶスペースを確保することが主な目的です。

I期治療では顎の骨の成長バランスを整え、永久歯が正しい位置に並び、噛み合わせが整うよう誘導します。成長期だからこそ設計できる治療アプローチがあり、早期介入により将来のII期治療(本格矯正)を回避・軽減できる可能性があります。

マイオブレースを用いた咬合誘導治療とは?

むらせ歯科医院では、マイオブレースを用いた咬合誘導治療を提供しています。マイオブレースは、歯並びが悪くなる根本原因にアプローチする装置です。

不正咬合の主な原因として挙げられるのは以下の3つです。

  • 口呼吸…鼻呼吸ができず、口腔周囲筋の発達が不十分になる
  • 舌癖(舌の悪い習慣)…舌が正しい位置に収まらず、歯列に悪影響を与える
  • 筋機能不全…口腔周囲の筋肉バランスが崩れ、顎の正常な成長が妨げられる

マイオブレースによる治療では、顎の正しい成長誘導・口腔周囲筋の機能改善・将来的な本格矯正の回避・軽減を目指します。可能な限りI期治療で完結させ、身体的・経済的負担を抑える方針を採っています。

I期治療で完結できれば費用を大幅に抑えられる

I期治療のみで治療が完結した場合、II期治療(本格矯正)に進む必要がなくなるため、総治療費を大幅に抑えられる可能性があります。葛西モア矯正歯科の情報によると、I期治療の費用相場は総支払額で40〜50万円程度であるのに対し、II期治療から始める場合は80〜100万円程度かかるケースが多いです。早期相談が経済的メリットにも直結します。

保険適用の有無も含め、まずは状態の確認からご案内します

矯正治療が保険診療の対象となるかどうかは、お子さまの症状や診断によって異なります。検診で指摘された内容と実際の口腔内の状態をあわせて確認したうえで、適切な対応をご説明します。ご不明な点はご予約のうえ、直接お聞きください。

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小児矯正の保険適用はどんな場合に認められるか?

小児矯正は原則として自費診療ですが、特定の先天性疾患や顎変形症など、極めて限定的な条件を満たす場合に限り保険適用となります。

日本矯正歯科学会が示す保険適用の条件は大きく3つに分類されます。

  • ①「別に厚生労働大臣が定める疾患」に起因した咬合異常…唇顎口蓋裂・ダウン症候群・ゴールデンハー症候群など53の先天性疾患が対象
  • ②前歯・小臼歯の永久歯3歯以上の萌出不全に起因した咬合異常…埋伏歯開窓術(歯ぐきを切開して歯を露出させる手術)が必要なケースに限る
  • ③顎変形症の手術前後の矯正歯科治療…顎離断等の外科手術を必要とするケースに限る

また、保険適用で治療を受けられる医療機関は限られています。厚生労働大臣が定める施設基準に適合し、地方厚生支局長に届け出た保険医療機関のみが対象です。保険適用の可能性がある場合は、まず専門医に相談し、該当する医療機関かどうかを確認することが重要です。

学校検診の指摘だけでは保険適用にならないケースがほとんど

学校歯科検診で「要精検」と指摘された場合でも、一般的な叢生・上顎前突・反対咬合などは保険適用の対象外となります。審美面の改善や予防を目的とした矯正治療は、原則として自費診療です。「保険が使えるかもしれない」と期待して受診される保護者の方も多いですが、上記の限定的な条件に当てはまらない限り、自費での治療となることをあらかじめご理解ください。

医療費控除で費用負担を軽減する方法は?

小児矯正は医療費控除の対象となるため、確定申告を行うことで治療費の一部が還付されます。保険適用外でも、経済的負担を軽減できる重要な制度です。

医療費控除とは1年間(1月〜12月)に支払った医療費が一定額を超えた場合、その超過分を所得から差し引くことで所得税・住民税の負担を軽減する制度です。年間の医療費が10万円または所得の5%を超える場合、その超過分が控除の対象となります(上限200万円)。

医療費控除の対象となる費用の範囲

小児矯正で医療費控除の対象となる費用には、以下が含まれます。

  • 初診料・精密検査費用(レントゲン・歯型採得など)
  • 矯正装置の費用
  • 定期的な診察料・調整料
  • 通院のための交通費(公共交通機関を利用した場合)
  • 歯科医師の指示で服用した薬剤の費用

なお、マイカーでの通院交通費は対象外です。また、医療費控除の最終判断は税務署・税理士の扱いに従います。申告を検討する場合は、領収書をすべて保管しておくことが重要です。

医療費控除の申請手順

  • 領収書をすべて保管する…治療費・交通費の領収書を1年分まとめて保管
  • 医療費控除の明細書を作成する…治療内容・支払金額を記載
  • 確定申告書を作成・提出する…翌年の2〜3月に税務署またはe-Taxで申告
  • 還付金を受け取る…申告内容に応じて所得税が還付される

家族全員の医療費を合算して申告できるため、お子さんの矯正費用と他の家族の医療費を合わせて申告すると、控除額が大きくなる場合があります。

むらせ歯科医院の小児矯正はどんな特徴があるか?

むらせ歯科医院(千葉県市原市)は、日本矯正歯科学会有資格者が担当する専門性の高い矯正治療と、総合歯科としての院内完結体制を両立した歯科医院です。

矯正治療は単に歯を並べるだけでなく、噛み合わせ・顎関節・将来的な安定性まで考慮した治療計画を立案します。専門教育を受け豊富な臨床経験を積んだ有資格者による矯正治療を、市原市という地域で受けられる点が大きな特徴です。

インビザライン(マウスピース矯正)も対応

むらせ歯科医院では、透明で目立ちにくいインビザライン(マウスピース型矯正装置)を導入しています。主なメリットは以下の通りです。

  • 取り外し可能…食事制限が少なく、歯磨きがしやすい
  • 見た目が自然…透明なため矯正中であることが目立ちにくい
  • 患者専用アプリで管理…マウスピース交換時期の通知・歯の動きの可視化・医院とのスムーズな連携が可能

なお、マウスピース型矯正装置は薬機法未承認装置であり、医薬品副作用被害救済制度の対象外となる場合があります。治療開始前に担当医から十分な説明を受けてください。

顎関節・噛み合わせの問題にも対応

不正咬合の多くは顎関節にも影響を与えます。むらせ歯科医院では、必要に応じてスプリント療法を併用し、顎の痛み・頭痛や肩こり・歯ぎしり・顎の違和感の改善も目指します。見た目だけでなく機能改善を重視する点が特徴です。

費用と通院環境

むらせ歯科医院の矯正費用は以下の通りです。

  • 資料取り・診断料:33,000円(税込)
  • 矯正治療費:約22万円〜110万円(税込・自費診療)

治療開始前にしっかり診断説明を行い、納得の上で治療をスタートします。また、駐車場完備・24時間オンライン予約対応・土曜診療ありと、通院しやすい環境も整っています。

小児矯正を始めるタイミングはいつがベストか?

小児矯正(I期治療)の最適な開始時期は、乳歯と永久歯が混在する6〜12歳ごろです。顎の成長を最大限に活用できる時期に介入することで、治療効果が高まります。

学校歯科検診は毎年5〜6月に実施されるため、検診結果が届いた直後の夏休みが相談のベストタイミングです。夏休みは通院しやすく、精密検査や初回カウンセリングに時間を取りやすい時期です。

早期相談のメリット

  • 顎の成長を利用できる…骨が柔軟な成長期だからこそ、顎の形・大きさを整えやすい
  • 将来の本格矯正を回避・軽減できる可能性がある…I期治療で完結すれば、II期治療(80〜100万円程度)が不要になるケースも
  • 口呼吸・舌癖などの悪習癖を早期に改善できる…根本原因へのアプローチが可能
  • 心理的負担が少ない…思春期前に治療を終えることで、見た目への自信につながる

「様子を見ましょう」と言われたら?

学校検診で「要観察(判定1)」と指摘された場合でも、放置せず定期的な歯科受診を続けることが重要です。軽度の不正咬合であっても、成長とともに悪化する可能性があります。年に1〜2回の定期検診で経過を確認し、治療開始のタイミングを専門医と相談しながら見極めましょう。

むらせ歯科医院では、学校検診で歯並びや咬合の指摘を受けたお子さんの相談を随時受け付けています。日本矯正歯科学会有資格者による専門的な診断と、院内完結の総合的なサポートで、お子さんの健やかな成長をお手伝いします。24時間オンライン予約対応・土曜診療ありで、忙しいご家庭でも通院しやすい環境です。まずはお気軽にご相談ください。

よくある質問

学校検診で「要精検」と書かれていたら、すぐに矯正治療を始めなければいけませんか?

「要精検」はあくまでスクリーニング結果であり、確定診断ではありません。まず歯科医院で精密検査を受け、専門医の診断をもとに治療の必要性・時期・方法を判断することが大切です。すぐに治療開始が必要なケースばかりではありません。

小児矯正(I期治療)は何歳から始められますか?

I期治療は乳歯と永久歯が混在する混合歯列期、一般的に6〜12歳ごろが対象です。ただし、口呼吸・舌癖などの悪習癖がある場合は、より早い時期からのアプローチが有効なこともあります。まずは専門医に相談してください。

小児矯正の費用はどのくらいかかりますか?

I期治療の費用相場は総支払額で40〜50万円程度(自費診療)が目安です。むらせ歯科医院では約22万円〜(税込)から対応しており、資料取り・診断料は33,000円(税込)です。費用は口腔内の状態や使用する装置によって異なります。

小児矯正は保険が使えますか?

原則として保険適用外(自費診療)です。唇顎口蓋裂などの先天性疾患・3歯以上の萌出不全・外科手術を伴う顎変形症など、極めて限定的な条件を満たす場合のみ保険適用となります。一般的な歯並びの矯正は対象外です。

医療費控除はどのくらい戻ってきますか?

年間の医療費が10万円を超えた部分が控除対象となり、所得税率に応じて還付額が変わります。例えば所得税率10%の場合、矯正費用40万円なら(40万円-10万円)×10%=3万円程度の還付が目安です。家族全員の医療費を合算できます。

I期治療だけで矯正が完了することはありますか?

はい、あります。むらせ歯科医院では可能な限りI期治療で完結させる方針を採っています。早期に顎の成長を誘導することで、II期治療(本格矯正)が不要になるケースもあります。ただし、永久歯列が完成した後に追加治療が必要になる場合もあります。

マイオブレースとはどんな装置ですか?

マイオブレースは、口呼吸・舌癖・筋機能不全など不正咬合の根本原因にアプローチするマウスピース型の咬合誘導装置です。顎の正しい成長を促し、口腔周囲筋の機能を改善します。むらせ歯科医院の小児矯正で採用しています。

矯正中に虫歯になったらどうなりますか?

むらせ歯科医院では、矯正前の初期治療・矯正中の虫歯・歯周病予防・抜歯が必要なケースをすべて院内で完結できます。矯正中のトラブルに即対応できるため、他院へ通う負担がありません。

学校検診の結果通知はいつ届きますか?

学校保健安全法の規定により、健康診断終了後21日以内に児童生徒と保護者へ通知されます。毎年5〜6月に検診が行われるため、6〜7月ごろに結果が届くのが一般的です。

千葉県市原市で子どもの歯並びを相談できる歯科医院はありますか?

むらせ歯科医院(千葉県市原市)では、日本矯正歯科学会有資格者による小児矯正相談を受け付けています。24時間オンライン予約・土曜診療・駐車場完備で通院しやすい環境です。学校検診の結果をお持ちの上、お気軽にご相談ください。

まとめ

学校歯科検診で「要精検」の指摘を受けたら、まず矯正専門医または日本矯正歯科学会有資格者が在籍する歯科医院に相談することが最善の行動です。小児矯正(I期治療)は原則自費ですが、早期介入により将来のII期治療を回避・軽減できる可能性があり、医療費控除を活用すれば経済的負担も軽減できます。むらせ歯科医院では専門性と院内完結体制を両立しており、市原市でお子さんの歯並びを根本から改善したい方に適した選択肢です。

【著者情報】

村瀬 俊彦


経歴
東京歯科技工専門学校 卒業
東京歯科大学 卒業
東京歯科大学大学院 修了
メッセージ
大学の補綴学講座大学院にて審美領域におけるメタルフリー材料の研究、入れ歯、被せ物(差し歯)を専門に診療をしていました。現在は同大学非常勤講師を務めております。また歯科技工士免許も所持しており、技工士として歯科に貢献していた時代もありました。そのため入れ歯や被せ物を得意としております。

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