子どもの永久歯が遅い時の5つのチェックポ…

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子どもの永久歯が遅い時の5つのチェックポイントと対処法

2026年02月26日

「周りの子はもう永久歯が生えているのに、うちの子はまだ乳歯のまま…」

そんな不安を抱えている親御さんは少なくありません。

永久歯の生え変わりには個人差があり、多少の遅れは心配する必要がないケースがほとんどです。しかし、半年以上経過しても生えてこない場合や、特定の歯だけが遅れている場合には、何らかの原因が隠れている可能性もあります。

この記事では、永久歯の生え変わりが遅いと感じたときに確認すべき5つのチェックポイントと、歯科医院での対応方法について詳しく解説します。

永久歯の生え変わりの基本的なタイムライン

永久歯への生え変わりは、一般的に6歳頃から始まり、12歳頃までに完了します。

最初に生えてくるのは下の前歯(下顎中切歯)と、一番奥の乳歯の後ろから生えてくる「第一大臼歯(6歳臼歯)」です。その後、上の前歯が生え変わり、順番に前歯から奥歯へと進んでいきます。

12歳から14歳頃には第二大臼歯が生え、永久歯の並びが完了します。

ただし、この時期には個人差が大きく、前後2年程度のずれがあることも珍しくありません。男の子よりも女の子のほうが早い傾向があり、7歳くらいまで全く歯が生え変わらないお子さんもいます。

生え変わりのスピードが多少ゆっくりでも、ほとんどの場合は問題ありません。

しかし、片方の永久歯が生えてきて半年経過しても反対側の乳歯が残っていたり、抜けていても永久歯が生えてこない場合は、何かしらのトラブルが起きている可能性があります。

チェックポイント①:永久歯が生えるスペースは足りているか

永久歯は乳歯よりも大きいため、生えてくるスペースが確保できていないと、生え変わりが遅れることがあります。

乳歯は、歯と歯の間に多少の隙間がある「すきっ歯」の状態がベストです。

隙間がなくビッチリと乳歯が並んでいる場合は、永久歯が生えてくるスペースが不足している可能性があります。また、乳歯が早くに失われてしまった場合も、隣の乳歯が失われた乳歯のスペースに移動してしまい、後から生えてくる永久歯のスペースが不足してしまうことがあります。

スペース不足の見極め方

お子さんの口の中を観察してみてください。

乳歯がぎっしり詰まっていて、歯と歯の間に隙間がほとんどない場合は要注意です。顎の成長が十分ではなく、生えてくる歯の大きさと顎の大きさにアンバランスが生じている可能性があります。

歯科医院での対応方法

スペース不足が原因の場合、歯科医院では「咬合誘導」という予防的アプローチを行うことがあります。

これは、永久歯がきれいに生えるようサポートする方法で、抜歯を伴う本格矯正とは異なり、早期介入で負担を抑えられる可能性があります。むらせ歯科医院でも、咬合誘導による早期歯並びサポートに力を入れています。

チェックポイント②:歯ぐきが厚すぎないか

永久歯が生えてこない原因の一つに、歯ぐきが厚すぎたり硬かったりすることがあります。

歯ぐきが厚いと、永久歯が歯肉を破ることができずに外に出られない場合があります。これは「萌出遅延」と呼ばれる状態で、永久歯は存在しているものの、歯ぐきの下に埋まったままになっているケースです。

歯ぐきの状態を確認する方法

乳歯が抜けた部分の歯ぐきを観察してみてください。

歯ぐきが膨らんでいたり、触ると硬い感触がある場合は、永久歯が歯ぐきの下に存在している可能性があります。また、歯ぐきに痛みや腫れが見られることもあります。

歯科医院での対応方法

歯ぐきが厚くて永久歯が出てこれない場合、歯科医院では歯ぐきを切開して、永久歯が生えやすい環境を作る処置を行います。

むらせ歯科医院では、表面麻酔、極細針、電動麻酔によるゆっくりした注入など、痛みを抑えた治療への徹底配慮を行っているため、お子さんの負担を最小限に抑えることができます。

チェックポイント③:乳歯の虫歯や外傷の影響はないか

乳歯が虫歯になっていたり、外傷を受けていたりすると、永久歯の生え変わりに影響を与えることがあります。

永久歯は、上に生えている乳歯の根を徐々に吸収しながら生えてきます。しかし、虫歯などで乳歯の歯の神経が侵されていたり、治療によって抜いていたりすると、乳歯の根の吸収が遅れてしまい、萌出遅延の原因となります。

虫歯や外傷の影響を確認する

過去に乳歯に虫歯があったか、転倒などで歯をぶつけたことがないかを思い出してみてください。

乳歯の外傷は、その後に生えてくる永久歯の形成を妨げてしまうため、永久歯の歯根の形成が遅延し、萌出遅延となるケースもあります。

予防と早期対応の重要性

乳歯の虫歯を予防することは、永久歯の健全な発育にとって非常に重要です。

むらせ歯科医院では、「マイナス1歳からの予防」という考え方を大切にしており、妊娠中のお母さまの口腔環境を整えることで、赤ちゃんへの虫歯菌感染リスクを抑える取り組みを行っています。また、定期的な歯科検診で早期に問題を発見することも大切です。

チェックポイント④:埋伏歯や先天性欠如の可能性はないか

永久歯が生えてこない原因として、「埋伏歯」や「先天性欠如」という状態があります。

埋伏歯とは

埋伏歯は、永久歯が顎の骨に埋まったまま、正しい位置に生えてこない状態です。

一般的には、歯の根がすべて完成しているにも関わらず歯ぐきから出てこれない場合で、かつ今後も自力で生えてくることが難しいと判断される場合に「埋伏歯」と診断されます。埋伏歯は、症状がなく、かつ他の歯に悪影響を及ぼしていない場合は放置していても構いませんが、他の健康な永久歯の歯根を傷つけたり、成長を妨げたり、歯並びに悪影響を及ぼすといったこともあります。

先天性欠如とは

先天性欠如とは、生まれつき永久歯の一部がない状態を言います。

通常、永久歯の数は28本、親知らずを含むと最大32本ありますが、何かしらの原因で歯の種となる歯胚が作られなかったために永久歯の数が足りなくなってしまいます。2010年11月に行われた日本小児歯科学会の調査によると、約10人に1人という比較的高い確率で先天性欠如が発生していることが明らかになりました。

診断と対応方法

埋伏歯や先天性欠如は、レントゲン撮影によって診断することができます。

6歳以降を目安に小児歯科でレントゲンを撮って永久歯を確認することができますので、心配な場合はご相談ください。先天性欠如の場合、残った乳歯をできるだけ長く健康な状態で保つことが大切です。

チェックポイント⑤:半年以上生えてこない場合の判断基準

片方の永久歯が生えてきて半年経過しても反対側の乳歯が残っていたり、抜けていても永久歯が生えてこない場合は、歯科医院を受診することをおすすめします。

受診が必要なケース

以下のような場合は、自宅で様子を見るのではなく、歯科医院を受診してください。

  • 乳歯が抜けて半年以上経過しても永久歯が生えてこない
  • 歯の生え変わりの順番に大きく錯誤が生じている
  • 乳歯が抜ける前に永久歯が裏側や横から生えてきた
  • 歯ぐきが腫れたり、痛みがある
  • 食事の際に痛みがあるなど日常生活に支障をきたす

むらせ歯科医院での対応

むらせ歯科医院では、いきなり治療を始めず、診療台に座る練習、器具を触ってみる体験、ドクターやスタッフとのコミュニケーションというステップを大切にし、徐々に慣れてもらいます。

小さい頃の歯科体験は、大人になってからの通院意識に大きく影響します。「歯医者嫌いにさせない」ことが第一目標です。

また、院内にはキッズルームを設置し、保育士が在籍しているため、兄弟連れや産後のお母さまも安心です。治療後にはお子さまへのご褒美もあり、「歯医者さんに行きたい」と言ってくれるお子さまも少なくありません。

永久歯の生え変わりをスムーズに進めるために

永久歯の生え変わりをスムーズに進めるためには、日常的なケアと定期的な歯科検診が重要です。

生え変わり期の歯みがきのポイント

生えかわり期こそ、しっかり歯みがきをすることが大切です。

永久歯の生え始めは歯質が弱く、むし歯になりやすいです。また、歯並びが複雑で凹凸しやすいため、みがきにくく汚れが残りやすいです。永久歯が生え終わったころにはすでにむし歯になっているお子さんも珍しくありませんので、仕上げみがきは念入りにしてあげましょう。

とくに一番奥の乳歯の後ろに生えてくる「第一大臼歯(6歳臼歯)」は、生えてきたことに気づきにくく、生え始めは他の歯より背が低いので歯ブラシが届きにくいため、汚れや食べかすが残りやすくなっています。

フッ素塗布とシーラントの活用

フッ素には歯の再石灰化、細菌の活動抑制、エナメル質の強化などの効果があり、フッ素を塗ることにより虫歯を予防することができます。

また、奥歯の溝が深い場合、汚れがとれにくく、そこから虫歯が発生してしまうことがあります。その溝部分にプラスチックを流し込み埋めてしまうのがシーラントです。6歳臼歯・12歳臼歯が生えたときは、シーラントすることをお勧めします。

定期検診の重要性

3ヶ月に1回の定期検診で、永久歯の生え変わりの状態を確認することができます。

むらせ歯科医院では、予防を重視しており、3ヶ月で定期検診に来院してもらっています。それにもかかわらず虫歯ができてしまう、歯ぐきが炎症をおこしている等、お家でのケア、仕上げ磨きに不安がある方は、月に1回のペースでのフォロー(経過観察)を行っておりますので、お気軽にお声がけください。

まとめ:お子さんの永久歯の生え変わりを見守るために

永久歯の生え変わりには個人差があり、多少の遅れは心配する必要がないケースがほとんどです。

しかし、半年以上生えてこない場合や、スペース不足、歯ぐきの厚み、乳歯の虫歯や外傷の影響、埋伏歯や先天性欠如などの問題が隠れている可能性もあります。

この記事でご紹介した5つのチェックポイントを参考に、お子さんの口の中を観察してみてください。気になる症状がある場合は、早めに小児歯科を受診することをおすすめします。

むらせ歯科医院は、「子どもが安心できる歯科医院づくり」に本気で取り組む小児歯科特化型医院です。単なる治療だけでなく、”将来まで見据えた予防”と”親子で学ぶ歯科医療”を大切にしています。

市原市で小児歯科・マタニティ歯科をお探しの方は、一度ご相談してみてはいかがでしょうか。

駐車場完備、24時間オンライン予約対応、月~土診療(9:30~18:00)で、市原市・袖ケ浦市・木更津市・五井・姉ヶ崎エリアから多数来院されています。

お子さんの大切な歯を守るために、私たちと一緒に取り組んでいきましょう。

 

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