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矯正中に虫歯になったら?装置は外す?治療の流れとリスクを減らす5つの習慣

2026年01月24日

矯正治療中の虫歯リスク・・・多くの患者さんが抱える不安

矯正治療を始めると、多くの方が「虫歯になったらどうしよう」という不安を抱えます。

実際、矯正装置を装着すると歯磨きが難しくなり、虫歯のリスクが高まることは事実です。ブラケットやワイヤーの周辺には食べかすが溜まりやすく、通常よりも丁寧なケアが求められます。マウスピース矯正の場合も、装置を装着している時間が長いため、唾液の自浄作用が制限され、虫歯のリスクが上がるのです。

もし矯正中に虫歯が見つかったら、治療はどうなるのでしょうか?装置を外す必要があるのか、治療期間は延びてしまうのか、追加費用はかかるのか・・・様々な疑問が浮かんでくるでしょう。

この記事では、矯正治療中に虫歯が見つかった場合の具体的な治療の流れと、虫歯リスクを減らすための実践的な習慣について、詳しく解説していきます。

矯正中に虫歯が見つかったら?治療の流れを解説

矯正治療中に虫歯が発見された場合、対応方法は虫歯の進行度と矯正装置の種類によって異なります。

ワイヤー矯正の場合の対応

ワイヤー矯正では、歯の表面にブラケットという装置を接着し、ワイヤーを通して歯を動かします。

虫歯が初期段階で小さい場合、装置をつけたまま治療できることがあります。ただし、虫歯の位置や進行具合によっては、ブラケットやワイヤーが治療の妨げになるため、一時的に装置を取り外す必要が出てきます。虫歯治療のために矯正治療を中断すると、治療期間が延びる可能性もあるのです。

マウスピース矯正の場合の対応

マウスピース矯正は、透明なマウスピースを数週間ごとに交換しながら歯を動かす方法です。

装置の着脱が可能なため、基本的には矯正治療と虫歯治療を並行して進められます。ただし、虫歯が進行していて広範囲に歯を削る必要がある場合は注意が必要です。歯の形が大きく変わると、オーダーメイドで作られたマウスピースが合わなくなり、再作成が必要になることもあります。

虫歯の進行度による治療方針の違い

初期虫歯の段階では、歯の表面が白く濁る程度で穴は開いていません。

この段階であれば、フッ素塗布や歯磨き方法の改善で自然に改善できる場合があり、矯正治療を継続しながら経過観察することも可能です。小さな虫歯の段階では小さな詰め物での治療が一般的で、適切に行えばマウスピースの適合性への影響は最小限に抑えられます。しかし、虫歯が進行し、強い痛みを生じる場合は、一旦矯正を中断して虫歯治療を優先させる必要があります。根管治療が必要になると、被せ物で補綴治療を行うため歯の形状が大きく変わり、マウスピースの再調整や再作成が必要になるのです。

なぜ矯正中は虫歯になりやすいのか?3つの主な原因

矯正治療中に虫歯リスクが高まる理由を理解することは、予防対策を立てる上で非常に重要です。

原因①:歯を磨きにくくなるため

矯正装置を装着すると、歯の表面に凹凸が生まれ、歯磨きが難しくなります。

ワイヤー矯正では、ブラケットの周り、ワイヤーの下、歯と歯の間など、歯ブラシの毛先が届きにくい「死角」がたくさん生まれてしまいます。特に奥歯のブラケット周りや、歯が重なり合っている部分は、意識して丁寧に磨かないと、プラークが蓄積してしまうのです。マウスピース矯正の場合も、歯の表面にアタッチメントという小さな装置を取り付けると、歯を磨きにくくなり、磨き残しが生じやすくなります。

原因②:唾液の自浄作用が制限されるため

唾液には、細菌や汚れを洗い流し、口の中のpHバランスを調整する重要な働きがあります。

マウスピース矯正では、1日20時間程度マウスピースを装着することで、唾液の流れが妨げられてしまいます。この状態が続くと、本来であれば唾液によって洗い流される細菌や酸が歯に長時間付着し、虫歯のリスクが高まるのです。ワイヤー矯正でも、装置によって唾液が循環しにくくなり、自浄作用が妨げられることがあります。

原因③:矯正器具に汚れが溜まりやすくなるため

ブラケットやアタッチメントを装着すると、歯の表面に凹凸が生じます。

ここに汚れが溜まりやすいことも、虫歯のリスクが高まる原因です。食べ物が装置に絡まりやすく、それが長時間歯の表面に留まることも、虫歯のリスクを高める要因となります。マウスピースを汚れたまま装着することや、歯を磨かずに装着することも原因になりえます。マウスピース矯正は比較的虫歯を防ぎやすい方法ですが、お手入れを怠るとリスクが高まるのです。

虫歯リスクを減らす5つの習慣・・・矯正中も健康な歯を保つために

矯正治療中の虫歯を防ぐためには、日々の習慣が非常に重要です。

習慣①:矯正専用の歯ブラシで装置周りを丁寧に磨く

通常の歯ブラシだけでは、矯正装置の周辺を十分に清掃できません。

ワンタフトブラシや歯間ブラシなど、矯正専用の清掃用具を活用しましょう。ワンタフトブラシは、ブラシの先端が小さく、ブラケットの周りや歯と歯の間など、細かい部分を磨くのに適しています。歯間ブラシは、ワイヤーの下や歯と歯の間の汚れを効果的に除去できるのです。毎食後の歯磨きを習慣化し、特にブラケットの上下や側面、ワイヤーが通る部分を意識して丁寧に磨くことが大切です。

習慣②:洗口液で細菌を減らす

洗口液(マウスウォッシュ)は、歯ブラシが届きにくい部分の細菌を減らすのに効果的です。

フッ素配合の洗口液を使用すると、虫歯予防効果がさらに高まります。ただし、洗口液は歯磨きの代わりにはなりません。歯磨きで物理的に汚れを除去した後に、洗口液で仕上げることで、より高い予防効果が期待できるのです。

習慣③:こまめな水分補給で口の中の乾燥を防ぐ

口の中が乾燥すると、唾液の自浄作用が低下し、虫歯のリスクが高まります。

こまめに水分を補給し、口の中を潤すことを心がけましょう。特にマウスピース矯正では、装着中は唾液の循環が制限されるため、水分補給がより重要になります。ただし、糖分を含む飲み物は避け、水やお茶を選ぶようにしてください。

習慣④:間食の回数を減らして歯の負担を軽くする

食事のたびに口の中は酸性に傾き、歯が溶けやすい状態になります。

間食の回数が多いと、口の中が酸性の状態が長く続き、虫歯のリスクが高まるのです。間食を減らし、食事の時間を決めることで、歯が再石灰化する時間を確保できます。どうしても間食をする場合は、糖分の少ないものを選び、食後は必ず水で口をすすぐか、歯磨きをするようにしましょう。

習慣⑤:口呼吸の習慣をなくして鼻呼吸を徹底する

口呼吸をすると、口の中が乾燥し、唾液の自浄作用が低下します。

鼻呼吸を意識することで、口の中の湿度を保ち、虫歯のリスクを減らすことができます。矯正装置によって口が閉じにくくなることもありますが、意識的に鼻呼吸を心がけることが大切です。寝ている間の口呼吸が気になる場合は、口呼吸防止テープなどを活用するのも一つの方法でしょう。

むらせ歯科の矯正治療・・・虫歯予防システムが確立された体制

矯正治療を成功させるためには、虫歯予防の体制が整った歯科医院を選ぶことが重要です。

むらせ歯科では、日本矯正歯科学会の有資格者(非常勤)が治療を担当し、専門教育と臨床経験を積んだ医師による治療を提供しています。矯正専門の医院と異なり、虫歯治療や歯周病治療も行っているため、矯正治療前の初期処置(虫歯治療・歯周病治療・抜歯)や、矯正治療中の虫歯予防・歯周病予防が適切に対処できるのです。

治療中の虫歯・歯周病を防ぐシステム

矯正治療中は器具を口の中に入れるため、汚れが付きやすく、虫歯や歯周病になる可能性が高まります。

せっかく歯並びが綺麗になったのに、虫歯や歯周病になってしまい、口の審美性や機能性が損なわれては本末転倒です。むらせ歯科では、治療中の虫歯・歯周病を防ぐためのシステムが確立されており、「歯を綺麗に並べる」だけでなく、「虫歯や歯周病を防ぐための処置をしっかりできる」体制を整えています。

マウスピース矯正「インビザライン」の特徴

むらせ歯科では、透明で目立ちにくいマウスピース型矯正装置「インビザライン」を導入しています。

取り外し可能なため、食べたい物がなんでも食べられ、食後の歯磨きや装置の洗浄も簡単に行うことができます。患者さんと医院とのコミュニケーションアプリも導入しており、歯の動きをスライドショーで確認できたり、マウスピースの交換時期を通知する機能があるのです。このアプリにより、患者さんとのコミュニケーションを円滑にするとともに、医院の作業効率化も図れ、サービス精度の向上につながっています。

顎関節に配慮した総合的なアプローチ

不正咬合(悪い歯並び)の多くは顎関節にトラブルを持つ方が多いため、患者さんの希望がある場合は、矯正治療に入る前にスプリント療法(別途費用11万円(税込み))を行います。

歯並びを綺麗に整えるだけでなく、顎関節症の改善も同時に行うことで、顎関節症に由来する不定愁訴(頭痛や肩こりなど)、顎の痛みや疲れ、歯ぎしり、顎の異音などの症状改善が期待できます。このように、むらせ歯科では専門性の高い医師による治療、目立ちにくい装置の提供、虫歯・歯周病予防の徹底、顎関節症への配慮など、総合的なアプローチで患者さんのニーズに応える矯正歯科治療を提供しているのです。

まとめ・・・矯正中の虫歯予防は日々の習慣が鍵

矯正治療中に虫歯が見つかった場合、虫歯の進行度と矯正装置の種類によって対応が異なります。

初期段階であれば装置をつけたまま治療できることもありますが、進行している場合は一時的に装置を外す必要があり、治療期間が延びる可能性があるのです。矯正中は装置によって歯磨きが難しくなり、唾液の自浄作用が制限され、汚れが溜まりやすくなるため、虫歯のリスクが高まります。

虫歯を防ぐためには、矯正専用の歯ブラシで装置周りを丁寧に磨く、洗口液で細菌を減らす、こまめな水分補給で口の中の乾燥を防ぐ、間食の回数を減らす、鼻呼吸を徹底するという5つの習慣が重要です。

矯正治療を成功させるためには、虫歯予防の体制が整った歯科医院を選ぶことも大切です。むらせ歯科のように、矯正治療と虫歯治療の両方に対応でき、治療中の虫歯・歯周病を防ぐシステムが確立されている医院であれば、安心して治療を進められるでしょう。

美しい歯並びを手に入れるために始めた矯正治療で、虫歯になってしまっては本末転倒です。日々の丁寧なケアと、信頼できる歯科医院でのサポートを受けながら、健康な歯を保ちつつ、理想の歯並びを目指しましょう。

著者情報

院長:村瀬 俊彦

村瀬 俊彦

血液型 O型
星座 おとめ座
趣味 映画鑑賞、読書
出身大学 東京歯科大学
専門 補綴

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受け口(反対咬合)は早めの評価が安心です

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